考察動画を見てた。
大半は公式設定資料集ブレスオブザワイルド:マスターワークスに答えが載っていて、そこから検証と妄想を盛っただけの内容だったけど。
他の人の考察も目の付け所がよく面白かった。
ゼルダの謎といえば謎解きパズルで頭がいっぱいに陥りやすくバックストーリーを考える余裕があまりなかったけど、
こうして見返すと気になるものが多々あったことに気付かされる。
完全版はこちら
ブレスオブザワイルド考察
飛行型ガーディアン
リンクではなく特別な何かを探している説がある。
製造数が多くないにも関わらず、一部は対リンク用に効果的な運用ができているとは言い難い配置や軌道には奇妙な点がある。
その探している何かとはガノンドロフ本体である可能性が高い。
歩行型のはぐれガーディアンも同じ目的で動いているのかもしれない。
巨大クジラの化石
2体は骨格の特徴から過去作で登場したクジラだと推測できるが、1体の正体は当てはまるものがなく不明。
洞窟内にあったことから、表に出ていない暗喩と取れ今後の作品で登場する可能性が高い。
既に骨になっているブレスオブザワイルド続編での出番は低そうだが、回生がキーワードなだけにもしかしたらがあり得る。
忘れ去られた神殿
最古の女神像があるという情報が得られるだけで、何のための施設だったのか殆ど語られないが、伝統の衣装が手に入る理由を含めた答えがマスターワークスに書かれている。
女神像は建物を削って無理矢理設置したような不自然な痕跡が残る。
壁に穴が開けられている事から放棄されてから盗掘に遭った可能性がある。
七人の英雄像
これは結構大きなイベントであるので印象深い。
しかし七人の英雄伝説の真相の多くは謎に包まれている。
イーガ団のアジトに似たような石像が並んでいたり、反転して利き腕が異なっていたり奇妙な点がある。
まとめると、東ゲルド遺跡は右手が上。ゲルドの街の石像は左手が上、ビューラは右手が上。イーガ団のアジトは左手が上。八人目の英雄像は左手が上。
7つに分けられた力とは力のトライフォースではないのだろうか。
状況証拠から最初の英雄は葬られた可能性が浮上する。
果たして英雄は何を成し遂げたのだろう。
跡形もないペリド関所、かなり風化した処刑場跡。
関係していないとは言い切れない。
地下世界
おとぎ話を伝える絵画でイーガ団の足元が抉れている様に見え、星座も下を指し示す矢印のように見える。
これは地下に潜ったのを示しているかのようで、実際にイーガ団のアジトや近くにあるゲルドの塔には底なしの穴が開いているのが確認できる。
星座だから絵画の端は空なのではとも考えるのが普通、シーカー族は星や星座を研究する天文学を持っていて、その形が古代技術の回路として採用されているのも事実。
しかしその星座の研究室はハイラル城の地下深くだったり観測には不便な場所にある。
本当は地上の空ではなく地下に広がる反転世界の空を観測していたのではないのだろうか。
シーカータワーの中空の構造も埋まっている時はエレベーターとして機能する可能性がある。
ゾナウ民族
ブレスオブザワイルド最大の謎とも言える存在。
ゾナウ遺跡群という地名で登場する以外は一切触れられない。
ハイラル、古代シーカー、他のどれとも異なる建築様式で、謎の民族の古代遺跡が各地に点在している。
フィローネ地方を拠点に雷の台地、ドイブラン遺跡、ヤシノ遺跡など大小様々。
特徴的なのは渦巻きのマーク、蛇の模様、そして龍・梟・豚の石像。
梟は知恵を授ける存在として過去にも度々現れ、
豚はガノンの変わり果てた姿から力の象徴とされる。
龍は巨大な像が勇気の泉を内包しているので勇気を表し、三大神ではなくトライフォースそのものを信仰していたようだ。
同じ装飾はメーロイでも見られ、高度な建築技術を持っていたことが伺える。
メーロイでは蛮族装備が手に入る事から、戦闘にも秀でている戦闘部族であり、特殊な文様で能力を引き出す技術も持っていた。
しかしハイリア人はゾナウ民族を蛮族と称して快く思っていなかったようだ。
雷や闇に包まれた土地の遺跡は勇気を、巨大迷路では知恵を養う施設ではないだろうか。力も伴っていなければ踏破することは難しく、攻略できれば力の装備を得られるのは祠のシステムと似ている。
遺跡はシーカー族の祠やガーディアンが組み込まれているので、協力か利用か不明だが何らかの関係があったか、技術の解析のために盗んできたと思われる。
他には宝飾品もありゲルド族との関係も匂わせる。
またコログのパズルで使用されるブロックは同じマークからこの文明の物。
ハイラル各地にそびえる石柱はグチニザ平原古墳群でヒントを得られる。
ゾナウ様式の建物の上に石柱が立っている事から、この文明の物と見て良いだろう。
ここでは古墳の印になっているが、ハイラル各地の柱の下に古墳があるのは確認されていなく、別の重要な目的の為に建てられたと考えられる。
始まりの台地にも建っており、聖域への入り口を探した印か探知機なのかもしれない。
忽然と姿を消した理由は不明だが、宗教観の違いと強大な力を求める資質がハイリア人に目をつけられたか。
ハイリア人は過去にゲルド族の神像を邪神像と呼称したり、シーカー族の技術を恐れ追放したり何かと排他的な民族性だからだ。
女神ハイリア崇める一神教が各地に布教されているのもあるが、これまでの歴史でも国を揺るがす争いの火種になってきたトライフォース信仰は危険視されたのだろう。
ローメイ城跡もハイラル城を取り囲むような位置に建てられており、戦闘があったことを物語る。
興味深いことに渦巻きのマークはストーリーに殆ど絡まなかったウオトリー村でも見られ、末裔の可能性が暗に仄めかされている。
続編ムービーでは建物の意匠に多くの特徴が一致することからゾナウのとある遺跡で起こった出来事だと分かり、次回作で大きく関わってくる重要な存在になるだろう。
影の一族の装飾と類似性も見られ、ゾナウ民族の正体の可能性がある。
影の一族はトライフォースのある聖地を侵略したことがあり、地上に戻った民が新たな信仰の対象にするのは自然な流れだろう。
ヤシノ遺跡にある円状の欠片は陰りの鏡と同質の物だとしたら存在していてもおかしくはない。
そして末裔の住むウオトリー村の近くにヤシノ遺跡があるのは偶然なのだろうか。
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ゼルダの伝説(ブレス オブ ザ ワイルド)設定解説・考察: 神囃子蓮のゆったりゲーム攻略