†Play emulator
始めに PSエミュの薦め PSエミュに必要なもの 設定 起動 改造 セーブデータ
基本概念
エミュとはエミュレーターの略で真似をするなどの意味があります。
PCでファミコンやPS等の他機種のソフトを動作させることが出来る物。
近頃ではこのような物を統一してエミュと呼ぶようになっています。
エミュとは実機で言う本体にあたり他にゲームソフトのデータが必要です。
ファミコンなどはそのままソフトをPCに刺すわけには行きませんから、
カセットのデータを吸出し機で吸い出したロムイメージが必要になってきますが、
それはかなりの努力かコネが無いと手に入れることが難しいのが難点です。
しかしPS等のCDメディアなら手持ちのソフトをそのままPCのCDドライブに入れるだけで、
プレイすることが可能になるので手軽さから見れば他を圧倒しています。
PSエミュの薦め
PC上で起動すると言うことでさまざまな代償が得られるのがエミュの強みです。
PSでやっていた処理がPCの性能に依存すると言う事。
エミュレートに必要な処理+PS本体ののスペックを超えていれば処理落ちが無くなり、
快適な環境でゲームをプレイすることが出来るようになります。
画像もVGA出力になりテレビの走査線に邪魔されないのでよりクリアに、
解像度も変更することが出来るので実機を上回る高画質にすることが出来ます。
読み込み速度もCDドライブの性能次第でロード時間が圧倒的に短くなり、
待つと言うことが無くなるほど快適にゲームをプレイすることが出来ます。
そしてノートPCがあればPSを携帯ゲームのように持ち運ぶことも可能です。
なにより一番お得なのはHDDの容量が許す限りメモリーカードを何枚でも作成する事が出来るのです。
ひとつのゲームだけで一枚占領されるような少ない容量のメモリーを高いお金を払って買う必要はもう無いのです。
このように実機よりも良いこと満載なのは皮肉なものですが、
それは成長できない本体がゆえの事のなのでしょうがないのです。
性能を上げ、データをより良い物に簡単に書きかえられるPCだからこその特典でしょう。
PSエミュに必要なもの
まずはエミュ本体を手に入れましょう。
代表的なのはePSXeですがこれはPSから吸い出したBIOSと言う物が必要なので手軽さから見るとあまり良くありません。
ですが動作は軽く起動できるゲームの種類が多いので導入することが出来れば心強いものとなります。
次にお薦めなのがPCSXでこれは先ほど言ったBIOSもエミュレートされているのでとても手軽です。
しかし動作は多少重く後で説明するプラグインが全く内蔵されてないため多少手間がかかってしまいます。
次に必要なのがプラグインです。
グラフィック処理を受け持つGPUプラグイン、音声処理のSPUプラグイン、
読み込みのCDRプラグイン、コントローラーのPADプラグインがあります。
お薦めGPUはPete's GPU Plugins。
セットになっていてPCによって相性が良いのが異なってくるので色々試すと良い。
SPUはEternal SPUとIori SPU。前者は高い再現度が良く後者はDQZに良い。
また、どれを選ぶかによって音質が異なってくるのでやはり色々試すのが良い。
次にePSXeなら不要のCDプラグインとPADプラグイン。
CdrSaPuがほとんどの設定をオートで出来るので手軽だ。
PADに関しては使いやすいのを探してください。
そしてこれらをDLするのに便利なサイトNGEmu(英語)です。
上のメニューからplaystationを選び、左のメニューから欲しいエミュを選びDownloadsから落とします。
プラグインも同じく左のメニューから選んでいきます。
5段階の評価がされているので基本的に一番良い評価のものをどんどん落としていきましょう。
また、広告がうるさいのでブラウザの設定でセキュリティを高にしたり制限付きサイトに登録すると良いでしょう。
英語じゃ分からない人はコッチ。PlayEmu
各種日本語化パッチもあるので純日本人にも安心(笑)。
設定
DLしたものをすべて解凍し下のようなフォルダ構造になったらプラグインを下のように入れます。
epsxe152 or Pcsx
├ePSXe.exe PSエミュ本体
├pcsx.exe PSエミュ本体
├Bios Biosが入手できたらここに入れる。
├memcards メモリーカードのデータはここに。吸い出したものでも128KBの物なら使える。
├Plugin 落としたプラグインは全部ここに入れる。
│├gpuPeteOpenGL.dll
│└spuEternal.dll このようにDLLファイルが生の状態で。
├snap ゲーム中撮ったSSはここに入る。GPUプラグインによってはpatchesフォルダの方に。
└sstates 後述するクイックセーブしたデータが入る。
その他どうでも良いものは割合。
そしたらエミュ本体を起動しコンフィグを選んで使うプラグインを設定していきます。
取りあえず必要な設定はCDとコントローラーの設定。
CDは基本的にインターフェースを選びドライブを選んだ時にドライブ名が表示されたらそれを選べば良い。
その後読み込みタイプを自動で設定してくれるボタンを押せば設定完了だ。
次にコントローラでボタン配置を設定する。
これを怠るときどうしたは良いが何も出来ないと言う悲惨な状況になるので気をつけよう。
GPUはデバイスを選ぶ必要があるものは選んでおき取りあえず他の設定は、
変えてもスクリーンモードと解像度だけにしておこう(分かるならアンチエイリアスも可)。
なぜかと言うと特定の設定を変えるとPCによってゲームが起動しなくなる場合もあるので、
一気に変えるとどの設定が悪いか分からなくなってしまうからだ。
起動
ここまでくれば問題無いはずだ。
適当なPSソフトを入れてエミュのRunCDをクリックすればすぐにでもゲーム画面が現れることだろう。
もしうまく起動しない場合はもう一度設定を見なおす必要がある。
CDから読み込む気配が無いならCDの設定をそれ以外ならGPUの設定を。
運が悪いなら起動することが出来ないゲームソフトを選んでしまっている可能性があるので、
いろんなゲームを試してみるのが良い。
ゲーム中に特殊な操作をすることが出来る。
ePSXeを元に言っているのでPcsxでは多少違うところがあるので注意して欲しい。
Escを押すとゲームを中断して戻ってくることが出来る。
この時はゲームを一時停止しているに過ぎないのでコンテニューをクリックすればまたゲームに復帰できる。
F1を押すとクイックセーブ(どこでもセーブ)される。
F2でクイックセーブするスロットを変更できる。
F3でクイックセーブしたものをロード出来る。
F4はSIO irqをオンオフ出来る。重くなるしなんだろう…(ぉぃ)。
F5はコントローラーでアナログ入力を可能にしていたらその機能をオンオフ出来る。
F6はXA形式のサウンドを鳴らせるか鳴らせないか変更できる。
F7はXenogears trickのオンオフ。
F8でスクリーンショットを撮れる。
F10はゲームを一時停止したり戻すことができる。
Pete's GPUを使用していればDeleteを押すとグラフィックをある程度調節できるメニューが出る。
Page UpとDownで選択し、EndかHomeで選んだ機能のオンオフまたは効き具合を調節出来ます。
改造コードを使う
やはりここまで来たらこれを使わない手は無いでしょう。
高すぎるゲームの難易度を落としたり未使用のものを出したりと、
ゲームを120%楽しむためには改造しないと出来ないと言って良いでしょう。
そこでお薦めなのがpsx emulation cheater(略してpec)です。
依存のコードを入力するだけですぐにゲームを改造することが出来ます。
DLしてきたらインストールします。
不可解な文字列は読み飛ばしてツールを置く場所を指定します。
次にPSエミュのプラグインフォルダーを指定すればオッケーです。
インストールが完了したらpecを起動します。
もともと内蔵されているコードを使う場合はまずGamesで遊ぶソフトが日本製ならJapanを選択。
そうすると表示されるタイトルが日本のゲームだけになるのでその中から探します。
タイトルをクリックすると右側にコード一覧が出るので必要なものをチェックします。
その後左下のSend Cheats to Pluginを押せばコードが有効になります。
ゲームによってはコードを入れたままでは不安定になる場合があるので、
必要なときになったら有効にした方が良いです。
自分でコードを入力して使う場合はまずファイルのユーザーデータベースをクリックします。
そしたら左下のAdd Cheatを押して新規に入力します。
右上にコードのタイトルを中央の小さな欄にコードを入れたらAddを押して登録。
使いたいコードにチェックを入れて右下のOKを押してYesを。
そして左下のSend Cheats to Pluginを押せばコードが有効になります。
注意としては半角文字しか使えないと言う事とタイトル別にまとめれない点です。
一つ一つ入力しないといけないのでコードの入力が面倒なのも難点です。
そこでコードの追加はpecのフォルダにあるcodelist.infを開いて直接編集することをお勧めします。
コピペした後少しの変更を加えるだけで良いので作業が非常にスムーズになります。
編集の仕方は以下のようにします。
#ゲームタイトル#SLPS-00000
"コードタイトル
80010000 0001
"コードタイトル
80020000 ffff
80020002 00ff
#ゲームタイトル#SLPS-00000
"カテゴリ名\コードタイトル
80030000 000f
タイトルは日本語も使えますが機種によっては使えない場合もあります。
品番は正しく入力しなくても良いです。
カテゴリを付け足すことによって更に用途別にコードを分ける事が出来ます。
追加したコードは内蔵されているコード郡と同じ場所に出ます。
スペシャルデータ
怪しい改造を施したセーブデータを置いています。
グランツーリスモ2スペシャルデータv1.1
スタッフがお遊びで作った車(?)を怪しいエンジンに載せ代えたものと、
未使用の車が一部収録されています(ほとんどボディーしか作られてないので中身はRX-7 LMエディションですが)。
またガレージにあるほとんどの車がダートでも走れます(バグってまともに走れませんが)。
微妙にクリアしてあるのは現在攻略中だからです。
最後に
ちゃんと起動できたでしょうか?
まだ出来なくてもあきらめずにがんばってください。
はじめて起動したときは本当に感動ものでした。
では、これからも良いエミュライフを…。
でもちゃんとラグナはやりましょうね(笑)。
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